手動コーヒーミルは電動コーヒーミルに比べて安いため手に入れやすいですが、平日の忙しい朝だとこのコーヒーを挽く数分が惜しく感じる人もいると思います。
粉砕する方式としては「プロペラ式」「臼式」「コニカル式」とあり、今回「臼式」で3千円台(割引あれば2千円台)の電動ミルを購入したので紹介いたします。
1.電動コーヒーミルの仕様
主な商品の仕様です。
- 製品名:電動コーヒーミル
- 挽き具合7段階調整
- 粉砕方法:臼型(セラミック)
- USB充電式(充電時間2時間)
- 水洗い可能(モーター部は不可)
- 自動挽き
- 掃除用ブラシ付き
- 1回の挽き量(25~30g迄)
粉砕方法がプロペラ式は、粒の大きさを揃えることが難しい上、大量の微粉を発生させてしまうため、今回は臼型のものを購入しました。
2.挽き目の調整
挽き目の調整をニカラグアの中煎り5gを使用して確認してみました。
下の写真で赤矢印の方向(時計周り)に調節ダイヤルを回せば細挽き、反対に黄色矢印の方向(反時計回り)に回せば粗挽きとなります。
調節ダイヤルがこれ以上細挽きにできない(次のメモリまで回らない)状態を基準としています。
〇半時計周りに1目盛り回した場合
〇半時計周りに2目盛り回した場合
〇半時計周りに3目盛り回した場合
〇半時計周りに4目盛り回した場合
〇半時計周りに5目盛り回した場合
〇半時計周りに6目盛り回した場合
個人的には3~5目盛の調整であれば問題なさそうですが、6目盛分以上回すと少し豆の大きさの違いが目立つように感じました。
自動挽きが止まっても、製品自体を何回か振ったり軽く叩いたりすると再度動きました。(豆が詰まって?粉砕場所にいっていなかったのかもしれません)
挽いている時間は細挽きだと約1分程度です。当然、挽き目や豆の硬さ・大きさによっても変わってきそうです。
3.良い点、気になる点
(1)良い点
- 臼型の電動ミルで、2~3千円台で入手が可能であること。
- 臼型なので粉の大きさが比較的そろっていること。(中挽きは除きます)
- 水洗いなど手入れが簡単であること。
- 挽き目の調整もしやすい。
- 挽いているときに他の作業ができること。
- サイズも大きくないのでアウトドアでも使えること(持ち運びしやすい)
- 「あんしん保証カード」がついておりアフターサービスもしっかりしていそう
(2)気になる点
- 少なからず音が鳴り続けるので、気になる人は気になると思います。
- 対策として、下に何か敷く or 冷蔵庫などに入れると多少軽減されると思います
- 途中で止まることがある。特に中深煎り~深煎りは、よく止まるので何回もボタンを押す必要があるときがあります。
- 商品説明に「10秒以内に粉末になる」とありましたが、5gでも挽き終わるまで約1分はかかります。
- 商品説明は挽き終わるまでの時間ではなく、粉末に成り始めるまでの時間ということかな?)
4.参考:その他の電動ミル
(1)(2)は今回のものより少し高くなりますが、初めての電動コーヒーミルにおすすめできる製品です。
(3)はお金や置き場所、家族の理解が得られる人が買うレベルですね・・・
NEXT G欲しいけど、お金も場所も厳しいな~
(1)メリタ パーフェクトタッチ2 CG-5B コーヒーグラインダー 価格4千円~(2022年8月Amzon調べ)
(2)ボダム ビストロ 電気式コーヒーグラインダー 価格8千円~(2022年8月Amzon調べ)
(3)カリタ NEXT G2 価格5万円~(2022年8月Amzon調べ)
5.まとめ
電動ミルを購入して使ってみました。
深煎りは少し止まる回数は多いですが、今のところ問題なく使用できそうです。
(もう少し使ってみて、深煎りは手挽きミル・浅煎りは電動ミルと使い分けを考えるかも)
手動でもコーヒーミルは高いものが多いので(コマンダンテだと5万円ぐらい?)、電動ミルでこの値段はいい買い物だと思っています。
電動ミルの購入を考えている方の参考になれば幸いです。
お読みいただき、ありがとうございました!
(参考)コマンダンテ
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