こんにちはヒロです。
プレバトの影響で俳句を初めて、今は「夏井いつきのおウチde俳句くらぶ」に入会して投句をしています。この記事では、私が作った俳句と歳時記の俳句を紹介していきます。
記事の最後には、夏井先生もおすすめしていた本も紹介していますので、ぜひ興味がある方はご覧ください。
- 歳時記に掲載されている代表的な俳句(引用)
- 俳句の勉強におすすめの本
- 管理人(ヒロ 俳号:ひろひろ(コウ))が作った俳句
1.俳句とは
俳句とは、日本の伝統的な詩の形式です。
俳句は、五・七・五の十七音で構成され、季語と呼ばれる季節を表す言葉を含み、自然や人の感情を簡潔に表現することができます。
基本的な作り方は以下の記事で紹介していますので、もし気になる人はご覧ください。
2.夏の季語を使った俳句
季語とは、俳句などの日本の伝統的な詩の形式で使われる言葉のことです。
季語は、季節を表すものであり、その季節に特有の自然や風物、行事、感情などを連想させます。
例えば、「桜」は春、「蝉」は夏、「紅葉」は秋、「雪」は冬というように、季語にはそれぞれ季節感があり、詩の中で季節を示す役割を果たすだけでなく、詠んだ人の感性や思いを伝える手段としても重要です。
季語の分け方は、一般的には次のとおりです。この記事では夏の季語を使った俳句を紹介しています。
- 春・・・立春(ニ月四日ごろ)から立夏(五月六日ごろ)の前日まで
- 夏・・・立夏(五月六日ごろ)から立秋(八月八日ごろ)の前日まで
- 秋・・・立秋(八月八日ごろ)から立冬(十一月七日ごろ)の前日まで
- 冬・・・立冬(十一月七日ごろ)から立春(ニ月四日ごろ)の前日まで
- 新年・・正月(元日から十五日まで)
①季語『翡翠』 傍(副)題 しょうびん、翡翠(ひすい)
やわらかく川蝉鳴き夜静か <ハシ坊> 作成(投句):2023.4.7
夏井先生からのコメント抜粋
「川蝉の夜の行動はどうなんでしょう。ホトトギスは、夜でも鳴いていますが、川蝉は夜も鳴くのか。」
季語「翡翠」の説明と歳時記への掲載句を1つ紹介
殻を背負い、長短二本の触覚を持つ軟体動物。梅雨どきに多く見られる。
渓流の鳥。羽が宝石の翡翠のような緑で、くちがしが赤い。水中の魚を狙い一直線に飛ぶ。姿の涼味で夏季。翡翠の打ちたる水の平かな 松根東洋城
引用元:辻桃子、安倍元気「増補版 いちばんわかりやすい 俳句歳時記」
株式会社主婦の友社、2016年11月20発行、p.195
②季語『梅雨』 傍(副)題 梅雨空、梅雨雲、梅霖 等
梅雨の昼ハヤシライスに首傾げ <並> 作成(投句):2023.5.7
季語「梅雨」の説明と歳時記への掲載句を1つ紹介
一か月つづくじめじめした雨の季節。
北海の梅雨の港にかゝり船 高浜虚子
引用元:辻桃子、安倍元気「増補版 いちばんわかりやすい 俳句歳時記」
株式会社主婦の友社、2016年11月20発行、p.135
③季語『海月』 傍(副)題 水母
潮流や海月は流れ我は流され <並> 作成(投句):2023.6.9
季語「海月」の説明と歳時記への掲載句を1つ紹介
色も大きさもさまざま。浅海にも深海にも棲む。食用になるもの、触手に毒のあるものもある。
わだつみに物の命のくらげかな 高浜虚子
引用元:辻桃子、安倍元気「増補版 いちばんわかりやすい 俳句歳時記」
株式会社主婦の友社、2016年11月20発行、p.202
④季語『熱帯夜』
初ベンタイン肺満たぬ熱帯夜々 <並> 作成(投句):2023.7.10
季語「熱帯夜」の説明と歳時記への掲載句を1つ紹介
最低気温が摂氏25度以上の夜。夜に入っても涼しくならず、熱帯のように寝苦しい。
熱帯夜銀座の路地の角曲り 田中とこ
引用元:辻桃子、安倍元気「増補版 いちばんわかりやすい 俳句歳時記」
株式会社主婦の友社、2016年11月20発行、p.130
3.俳句を勉強するのにおすすめの本
3.1 これから俳句を始める人
おすすめの本→俳句ことはじめ
「これまで俳句を作ったことがない」「基礎の基礎から勉強したい」という人におすすめの本です。
基礎の手前とも言える内容から説明してくれているので、超入門ガイドの一冊です。
詳しくは以下リンクに商品紹介(内容説明)が記載しているので、気になる人はご覧ください。
3.2 本格的に俳句を作りたい(20週俳句入門)
おすすめの本→20週俳句入門
本格的に俳句を作りたいと思う人には、この本をおすすめします。
この本では、各週ごとに具体的な課題があり、また俳句の基本型も学ぶことでできます。
例えば「型その1で今週は2句つくること」といった感じの課題がでます。
もちろん、型その1の作り方の説明もあり「どうやって作るんだ?」という感じはなかったです。
因みに、これらの本は『夏井いつき俳句チャンネル』でも紹介されています。
夏井先生の説明も聞きたい人は以下の動画もご覧ください。
4.まとめ
夏の季語を使った俳句の紹介でした。
俳句は季節を感じる、自分が今思ったことを表現することにも繋がるので、もし少しでも興味がある人はまずは作ってみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考文献
・辻桃子、安倍元気「増補版 いちばんわかりやすい 俳句歳時記」株式会社主婦の友社、2016年11月20発行
・夏井いつき「夏井いつきの超カンタン!俳句塾」世界文化社、2016年7月10初版発行
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