エルサルバドル マラカラ農園の生豆を家で焙煎したので、その結果をご紹介します。
- エルサルバドル産のコーヒーに興味がある・飲んでみたい
- コーヒーの生豆をどこで購入したらよいか分からない
＜エルサルバドルのコーヒーについて＞
エルサルバドルはホンジュラスとグアテマラに面した中米の国です。
１８５０年代に商業目的でコーヒーの生産が始まり、かつて世界有数のコーヒー生産国でしたが、内戦の影響で衰退しました。
現在は、再びコーヒーの品質と量を高めることを取り組んでいるようです。
高品質のアラビカ種、高地で栽培されることが多く、豊かな香りと甘みが特徴です。
- エルサルバドル コーヒー
- 品種はアラビカ種で高地で栽培されることが多い
- ボディがしっかりしていて、甘みと酸味のバランスが良い
１．エルサルバドル マラカラ ブルボン SHGの生豆・生産地について
コーヒー生豆は「エルサルバドル マラカラ ブルボン SHG」です。等級、品種等は以下となります。
- 等級 ：SHG ※SHG：標高１２００ｍ以上、HG：標高９００ｍ以上
- 生産地 ：マラカラ農園
- 標高 ：１３７０ｍ～１８００ｍ
- 品種 ：ブルボン
- 収穫時期：不明
- 精製 ：ウォッシュド
- 味の傾向：－
甘味とバランスの良さ、心地よい酸味が特徴です。
コーヒー生豆（焙煎していない豆）の購入するには？
エルサルバドル マラカラのコーヒー生豆は生豆販売サイト以外に楽天などのオンラインショップで簡単に購入することができます。
購入先を決めるときは、価格、数量、送料、(購入の)便利さなどの検討が必要です。
興味がある方は、以下のリンクから詳細をチェックしてみてくださいね。
もし、色々な種類のコーヒー豆を焙煎してみたい人は、セット商品がオススメです。
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まずはどの豆にしようと悩んでいる人にもオススメですので、詳しくは商品リンクをご覧ください。
こちらは、スタンダードのコーヒー生豆となるので、プレミアムより安く買えます。
もし、生豆をどこで買えばいいか悩んでいる人は次の記事を参考にしてください。
大手のネット通販と生豆専門のネット通販、それぞれのメリットとデメリットも記載しています。
（参考情報） エルサルバドル共和国について
エルサルバドル共和国（Republic of El Salvador）の一般情報です。
外務省のサイトにある情報を引用しています。
- 面積 21,040平方キロメートル
（九州の約半分） - 人口 約649万人
（2020年、世界銀行） - 首都 サンサルバドル
- 民族 スペイン系白人と先住民の混血約84％、先住民約5.6％、ヨーロッパ系約10％
- 言語 スペイン語
- 宗教 カトリック教
コーヒー生産量（1袋当たり60kg：2016年）は６２万３０００袋です。
２．焙煎方法
焙煎は片手鍋で行っています。
焙煎方法は次の記事で説明しております。文字だと分かりにくいので実際に焙煎した動画もあります。
是非ご覧ください。
３．焙煎結果（中深煎り）
焙煎した結果は次のとおりです。
今回は３種類の焙煎を行っています。（2022年9月焙煎）
- 生豆・・・・・・エルサルバドル マラカラ ブルボン SHG
- ショップ・・・・ワールドビーンズショップ
- 焙煎結果・・・・中深煎り
３．１ 焙煎結果表、焙煎曲線
焙煎結果です。
結果は、焙煎指数の割には時間が長くなったと思います。
ガスコンロによっては細かい火力調整が出来ないので、鍋を火に当てる時間や鍋を振る回数で焙煎の進み具合を調整した方がいいかもしれません。
因みに、写真では色が分かりにくいですが、長く焙煎した分、色ムラは少なく出来ました。
| 項 目 | 焙煎結果 |
|---|---|
| 焙煎具合 | 中深煎り |
| 気 温 | ２７℃ |
| 湿 度 | ６８％ |
| 投入量 | １６３．２ｇ |
| 投入前の豆の保存方法 | 常温 |
| 投入温度（鍋温度） | １８０℃ |
| １ハゼ開始 | １２分１４秒 |
| ２ハゼ開始 | １７分４０秒 |
| 煎り止め（取り出し） | １７分４０秒 |
| 焙煎指数 | １．２０ |
３．２ 生豆写真（参考）
生豆はこんな感じです。
４．抽出結果
ペーパードリップで抽出した結果です。
※ドリッパー：Kono 名門ドリッパー
| 焙 煎 豆 | 結果 中深煎り |
|---|---|
| 焙煎後経過日数 | ３日経過 |
| 温度（抽出開始） | ８７℃ |
| 蒸らし時間 | ４０秒 |
| 抽出時間（蒸らし含む） | ３分２５秒 |
| 豆 量 | ４４．９ｇ |
| 水 量（抽出後） | ４８０．３ｇ |
| Brix | １．５３ |
| TDS | １．２１ |
| 収率 | １２．９４ |
味わいは、苦味の中に酸味が少し隠れている感じです。甘さもありました。
ただ、香りは少し弱いかなと感じました。もしかしたら焙煎時間が長くなったのが影響した可能性があります。
Brix、TDSの測定
Brix、TDSの測定はPAL-COFFEE(BX/TDS)「atago製」で行っています。
コーヒーの苦味と酸味を数値化できるので、オススメです。
以下の記事で使い方を紹介しています。動画もありますので気になる人は是非ご覧ください。
５．まとめ
エルサルバドルの生豆を焙煎しました。
今回は購入した豆の量も少なかったので１回しか焙煎できませんでした。
再度焙煎したら結果を更新しようと思います。
味わいは、やはり苦味と酸味のバランスがいいなと感じました。
焙煎時間の影響か香りが弱めだったのは今後の課題です。
お読みいただき、ありがとうございました。
商品のご紹介
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自分で焙煎することにハードルを感じる人は、焙煎した豆の購入を検討してみてください。
受注後に焙煎する商品だと、新鮮なコーヒーを飲むことができますよ。
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・参考文献：ジェームズ・ホフマン「ビジュアル スペシャルティコーヒー大事典」日経ナショナル ジオクラフィック社、2015年8月24日第1版1刷
・参考サイト：エルサルバドル共和国 外務省「https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/elsalvador/index.html」、令和4年4月18日
※本ブログの香りや味わいなどは、あくまで個人的な感想となります。
※商品を紹介するためにリンクを貼っていますが、ご購入はご自身の判断でご利用ください。
※商品購入によるトラブル等には責任を負いかねますので、ご了承ください。
※一部商品では中古品のリンクの場合があります。ご購入の際は新品、中古品の確認もお願いします。
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