パプアニューギニア ハイランドスウィートのコーヒー生豆を家で焙煎して抽出したので、その結果をご紹介します。
- パプアニューギニア(ハイランドスウィート)のコーヒーに興味がある・飲んでみたい
- パプアニューギニア(ハイランドスウィート)のコーヒーを購入しようか考え中
- コーヒーの生豆をどこで購入したらよいか分からない
<パプアニューギニア ハイランドスウィート(ウォッシュド)について>
パプアニューギニアのコーヒーは、1926年、ジャマイカのブルーマウンテン種を栽培する18の農園が始まりで、1928年までに生産が本格化しました。
東部・西部の高原地域およびシンブが主要な産地です。
ハイランドスウィート(ウォッシュド)は、軽やかな苦みがバランスよく調和し、甘みの余韻も楽しめる爽快な一杯です。
- パプアニューギニア ハイランドスウィート
- 品種はティピカ、アルーシャわずかにブルボン
- 生産地域はジワカ州バンツ近郊(ギガバー農園)
- 力強い肥沃な土壌と伝統品種が産みだす高品質のコーヒー
1.生豆について
コーヒー生豆は「パプアニューギニア ハイランドスウィート ウォッシュド」です。詳細情報は以下となります。
- 等級 :-
- スクリーン:-
- 生産者・地:ジワカ州バンツ近郊(ギガバー農園)
- 標高 :1520m~
- 品種 :ティピカ、アルーシャわずかにブルボン
- 収穫時期 :3月~8月
- 精製 :ウォッシュド
- 味の傾向 :甘味が優しく口の中に広がる、控えめで上品な味わい
パプアニューギニアのコーヒーは酸味と苦味が程よく、フルーティーな香りと甘みもあり。
コーヒー生豆(焙煎していない豆)の購入先
パプアニューギニア ハイランドスウィートのコーヒー生豆はAmazonや楽天などのオンラインショップでも購入することができます。
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(参考情報)パプアニューギニア
パプアニューギニア独立国(Independent State of Papua New Guinea)は大洋州の国です。
以下は外務省のサイトにある一般情報となります。
- 面積 約46万平方キロメートル(日本の約1.25倍)
- 人口 8,947,027人(2020年、世界銀行)
- 首都 ポートモレスビー
- 民族 メラネシア系
- 言語 英語(公用語)の他、ピジン英語、モツ語等を使用
- 宗教 主にキリスト教。祖先崇拝等伝統的信仰も根強い。
コーヒーは生産量(1袋当たり60kg:2016年)は117万1000袋で、主要の農業品目の一つです。
2.焙煎方法
焙煎は片手鍋で行っています。
焙煎方法は次の記事で説明しております。文字だと分かりにくいので実際に焙煎した動画もあります。
是非ご覧ください。
3.焙煎結果
焙煎した結果は次のとおりです。
今回は2種類の焙煎を行っています。
- 生豆・・・・・・パプアニューギニア ハイランドスウィート ウォッシュド
- ショップ・・・・松屋珈琲
- 焙煎結果1・・・朝煎り~中煎り
- 焙煎結果2・・・深煎り
3.1 焙煎結果表
焙煎結果です。
結果1は、1ハゼが来る前に1分程火力を下げ、取り出す前も1分程度は余熱のみで焙煎を進めました。浅煎りの焙煎をしたことがないため、これでいいのか分かりません…
結果2は、2ハゼピークぐらいまでは火力は変えずに進めました。取り出す直前はかなり香ばしいにおいと煙がでてきていました。
生豆はサイズは小さめですが、欠品豆も少なくサイズもある程度そろっている印象です。
項 目 | 焙煎結果1 | 焙煎結果2 |
---|---|---|
焙煎具合 | 浅煎り~中深煎り | 深煎り |
気 温 | 29℃ | 26℃ |
湿 度 | 67% | 47% |
投入量 | 104.7g | 107.1g |
投入前の豆の保存方法 | 常温 | 常温 |
投入温度(鍋温度) | 約130℃ | 180℃ |
1ハゼ開始 | 8分44秒 | 7分48秒 |
2ハゼ開始 | ー | 11分40秒 |
煎り止め(取り出し) | 9分50秒 | 13分39秒 |
焙煎指数 | 1.14 | 1.26 |
3.2 生豆写真(参考)
生豆はこんな感じです。
4.抽出結果
ペーパードリップで抽出した結果です。
焙 煎 豆 | 結果1 浅煎り~中煎り | 結果2 深煎り |
---|---|---|
焙煎後経過日数 | 5日経過 | 6日経過 |
温度(抽出開始) | 未測定 | 未測定 |
蒸らし時間 | 50秒 | 50秒 |
抽出時間(蒸らし含む) | 3分24秒 | 3分28秒 |
豆 量 | 43.1g | 40.9g |
水 量(抽出後) | 474.0g | 467.9g |
Brix | 2.14 | 2.17 |
TDS | 1.70 | 1.73 |
収率 | 18.7 | 19.7 |
浅煎り~中煎り(結果1)は、しっかりと酸味を感じれます。表現難しいですが嫌味がなくスッキリと飲めました。
深煎り(結果2)は、苦味がしっかり強くでて後味もそこまであとを引かない感じ。
ただ、測定値には思ったほど違いが出ていません。測定器の使用方法をみると、「ゼロ点調整の水はお湯NG」の記載をみつけました。
今回、常温ではなかったので、それが原因かも・・・
Brix、TDSの測定はPAL-COFFEE(BX/TDS)「atago製」で行っています。
コーヒーの苦味と酸味を数値化できるので、オススメです。
実際に動画で使い方を見てみたい方は、こちらの動画をご覧ください。↓↓↓
文章で読みたい人向けには、以下のブログ記事をご覧ください。
5.まとめ
パプアニューギニアの生豆を浅~中煎り、深煎りで焙煎してみました。
深煎りの方が個人的な好みですが、どちらとも後味は悪くない感じです。
浅~深煎りで焙煎してみましたが、ストレートで飲むのであれば中煎りぐらいにしておけば、味も感じられますし後味もスッキリしているので、リラックスしたい気分のときにいいのではと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※香りや味わいは、あくまで個人的な感想となります。
商品のご紹介
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自分で焙煎することにハードルを感じる人は、焙煎豆を購入を検討してみてください。
オンラインショップでも、焙煎度合いを指定できる商品もあるので自分の好みの焙煎度合いを探せます。受注後焙煎だと新鮮なコーヒーを飲むことができますよ。
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・参考文献:ジェームズ・ホフマン「ビジュアル スペシャルティコーヒー大事典」日経ナショナル ジオクラフィック社、2015年8月24日第1版1刷
・参考サイト:パプアニューギニア独立国 外務省「https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/png/index.html」、令和4年2月25日
※本ブログの香りや味わいなどは、あくまで個人的な感想となります。
※商品を紹介するためにリンクを貼っていますが、ご購入はご自身の判断でご利用ください。
※商品購入によるトラブル等には責任を負いかねますので、ご了承ください。
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