タンザニア キゴマ地区の生豆を家で焙煎したので、その結果をご紹介します。
- タンザニアのコーヒーに興味がある・飲んでみたい
- コーヒーの生豆をどこで購入したらよいか分からない人
<タンザニアのコーヒーについて>
タンザニアのコーヒーは、約16世紀に「ハヤコーヒー」などで知られるハヤ族によってエチオピアから持ち込まれたと考えられています。
当時は飲み物として抽出されるというよりは、ゆでて数日間いぶした後に噛んで利用されていたようです。
ハヤ族に持ち込まれたのはロブスタ種ですが、今日のタンザニアのコーヒー生産は、約70%がアラビカ種で、約30%がロブスタ種になっています。
コーヒーはみずみずしく爽やかな酸味と、ベリーやフルーツの香りが混じった複雑なフレーバーが特徴です。
「キリマンジャロ」と言えば、日本でも馴染みがあるコーヒーですね。
今回焙煎した豆は、タンザニアの西部にあるキゴマ地区のものです。
コーヒーの生産は、他の地区と比べて初期段階で発展途上のようですが、共同のウェットミルも増えており、品質も高く評価されてきているようです。
- タンザニアのコーヒー
- 約16世紀にエチオピアから持ち込まれたという説がある
- 日本でも馴染みのあるコーヒーに「キリマンジャロ」がある
- 爽やかな酸味、様々なフルーツが混じった複雑なフレーバーが特徴
(参考情報)タンザニア連合共和国について
タンザニア連合共和国(United Republic of Tanzania)はアフリカにある国です。
以下は外務省のサイトにある一般情報となります。
- 面積 94.5万平方キロメートル(日本の約2.5倍)
- 人口 5,800万人(2019年)
- 首都 ドドマ(法律上の首都、事実上の首都機能を有しいるのはダルエスサラーム)
- 民族 スクマ族、ニャキューサ族、ハヤ族等(約130)
- 言語 スワヒリ語(国語)、英語(公用語)
- 宗教 イスラム教(約40%)、キリスト教(約40%)、土着宗教(約20%)
コーヒーは生産量(1袋当たり60kg:2016年)は87万袋で、輸出の主要貿易品目の一つです。
1.タンザニア キゴマ AA KIBOの生豆・生産地について
今回、焙煎に使用した生豆は「タンザニア キゴマ AA KIBO」です。
「しっかりした口当たりや酸味」は「エレガントで上品なフレーバー」となるようです。
質感の良さに加えて、しっかりとした口当たりや酸味が特徴です
柑橘やベリーなどのフルーツ、トーストのような香ばしさ、青草のような香り
等級、品種などは以下となります。
- 等級 :AA
- 生産地 :キゴマ地区
- 標高 :約1700m
- 品種 :N39
- 収穫時期:4~7月
- 精製 :水洗式
コーヒー生豆(焙煎していない豆)の購入先
タンザニアのキゴマ地区のコーヒー生豆は生豆販売サイト以外にAmazonや楽天などのオンラインショップで簡単に購入することができます。
購入先を決めるときは、価格、数量、送料、(購入の)便利さなどの検討が必要です。
興味がある方は、以下のリンクから詳細をチェックしてみてくださいね。
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2.焙煎方法
焙煎は片手鍋で行っています。
焙煎方法は次の記事で説明しております。動画もありますので是非ご覧ください。
3.焙煎結果
焙煎した結果を説明していきます。
- 生豆・・・・・・タンザニア キゴマ AA KIBO
- ショップ・・・・ワールドビーンズショップ
- 焙煎結果・・・・中深煎り
3.1 焙煎結果表、焙煎曲線
焙煎結果の詳細です。
温度の上がり方が、水分が抜ける140~150℃から緩やかになりました。
これは意図的ではないので、鍋に火を当てる時間、鍋を振る回数にも注意が必要そうです。
微妙な火力調整が難しいときは、火にあてる時間で調整した方がいいかもしれません。
写真では色が分かりにくいですが、仕上がりは色ムラも少なく出来ました。
項 目 | 焙煎結果 |
---|---|
焙煎具合 | 中深煎り |
気 温 | 27℃ |
湿 度 | 67% |
投入量 | 156.7g |
投入前の豆の保存方法 | 常温 |
投入温度(鍋温度) | 180℃ |
1ハゼ開始 | 11分02秒 |
2ハゼ開始 | 16分12秒 |
煎り止め(取り出し) | 16分12秒 |
焙煎指数 | 1.21 |
3.2 生豆写真(参考)
生豆はこんな感じです。
4.抽出結果
ペーパードリップ(ドリッパー:コーノ 名門(4人用))で抽出した結果です。
焙 煎 豆 | 結果 中深煎り |
---|---|
焙煎後経過日数 | 4日経過 |
抽出法 | ペーパードリップ |
温度(抽出開始) | 85℃ |
蒸らし時間 | 40秒 |
抽出時間(蒸らし含む) | 3分40秒 |
豆 量 | 44.8g |
水 量(抽出後) | 484.1g |
Brix | 1.58 |
TDS | 1.25 |
収率 | 13.51 |
味は、後味が持続する感じでコクがありました。
スッキリとした酸味で、苦味は少し感じられる程度です。
Brix、TDSの測定
Brix、TDSの測定はPAL-COFFEE(BX/TDS)「atago製」で行っています。
コーヒーの苦味と酸味を数値化できるので、オススメです。
以下の記事で使い方・Brix・TDSについて説明しています。
動画もありますので気になる人は是非ご覧ください。
5.まとめ
焙煎度合いは中深煎りでした。
味はスッキリとした酸味で苦味は少し感じられる程度です。
酸味があるコーヒーが好きな人にはオススメできそうです。
個人的には、持続するような感じ後味があったので、少ししつこいかなと感じました。
お読みいただき、ありがとうございました。
商品のご紹介
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購入先を決めるときは、価格、数量、送料、(購入の)便利さなどの検討が必要です。
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受注焙煎のコーヒー豆だと、新鮮なコーヒーが飲めます。
自分で焙煎するのが大変と思う人にオススメです。
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・参考文献:ジェームズ・ホフマン「ビジュアル スペシャルティコーヒー大事典」日経ナショナル ジオクラフィック社、2015年8月24日第1版1刷
・参考サイト:タンザニア連合共和国 外務省「https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/tanzania/index.html」、令和4年8月27日
※本ブログの香りや味わいなどは、あくまで個人的な感想となります。
※商品を紹介するためにリンクを貼っていますが、ご購入はご自身の判断でご利用ください。
※商品購入によるトラブル等には責任を負いかねますので、ご了承ください。
※一部商品では中古品のリンクの場合があります。ご購入の際は新品、中古品の確認もお願いします。
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